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【注意】偽物テーラーメイドM6アイアン|本物と偽物の違いを徹底解説!
【注意】偽物テーラーメイドM6アイアン|本物と偽物の違いを徹底解説!
『テーラーメイド』の『M6アイアン』。 アベレージゴルファーから、ツアープロまで、幅広く使用されているアイアンです。 そんなテーラーメイドM6アイアンですが、 偽物(模倣品)がフリマサイトやオークションサイト等で数多く出品されているのをご存知でしょうか?
ヤフー知恵袋で「テーラーメイド 偽物」で検索してみると100件以上もの投稿がありましたので、昔から偽物の被害が起きていることがわかります。
これ以上偽物を全国の皆様の手に渡らないようにするため、ゴルフクラブ買取ナンバーワンが『テーラーメイド』の『M6アイアン』の“本物”と“偽物”の違いを徹底解説いたします!
テーラーメイドM6アイアン 本物と偽物の違い
それでは、実際に当店の手元にある、『テーラーメイド』の『M6アイアン』の本物と偽物の画像を用いながら、違いを解説していきます。
※今回は入手した1種の偽物について解説しており、出回っている全ての偽物に共通する見分け方ではございません。見分け方の1つとしてご参考いただけましたら幸いです。
偽物はつくりが雑で安っぽい
本物と偽物を見比べると、フェースのデザインが偽物の方が雑です。偽物は角の精巧さがなく切り出しがゆるやかです。
偽物は刻印のデザインが雑で、カーボン模様が本物と違う
偽物は『TaylorMade』というロゴ(刻印)のデザインが雑で、本物と比べると、太字っぽくなっています。 また、「M6」の文字の背景にある「黒いカーボン模様」のデザインが、本物と違います。
偽物はヘッドが長く、溝のゴムを爪で押すと沈む
偽物は本物と比べてフェースがひとまわり長くなっています。また、溝のゴムにも弾性の違いがあり、爪で押すと本物は沈みませんが、偽物は沈んでしまいます。
偽物はストレートネック。本物は溝にシリアルがある
本物はグースネックですが、偽物はストレートネックです。 この違いは、球の出方、スイングの仕方に大きく影響がでるので、痛いですね。 また、本物は凹凸の凸部分にシリアル番号が刻印されています。 これは偽物には絶対ないものなので、見分けやすい点の1つになるでしょう。
偽物はリーディングエッジが丸く、ヘッドの大きさが違う
偽物はリーディングエッジが丸く湾曲していますが、本物はまっすぐです。 また、偽物は本物に比べて、ヘッドの大きさがひとまわり大きいです。
偽物は溝に黒色の塗装がある
偽物は溝に黒色の塗装があります。本物は塗装はありません。 つくりの甘さをごまかすためでしょうか…
偽物は本物とは違うシャフトが付いている
今回の偽物M6アイアンは、NS pro(日本シャフト)のシャフトがついていました。 純正シャフトであれば、「FUBUKI TM6 2019」か「REAX85 JP」が装着されていることが多いですが、 カスタムということで「NS pro」を装着したのかもしれませんね。。
本物とは違うシャフトで、なおかつそれも偽物…
さらに、ついていたシャフトNS pro(日本シャフト)が本物かどうかも検証したところ、これすら偽物と判明しました…。ステップの間隔が本物と全然違います。 ステップの間隔で「フレックスの硬さ」を決めて商品化をしているのに、こうなると本来のNS proの性能は発揮していないことになりますね。
偽物は「テーラーメイド」の「T」のロゴのシールが貼られていない
本物には「T」のロゴのシールが貼られていますが、偽物にはありません。 剥がしてしまえば本物か偽物かわからなくなる要素ではありますが、シャフトのシールを故意に剥がす人はいないでしょう。
偽物はグリップエンドの色が異なり、長さが本物より短い
偽物のグリップエンドは、本物に比べて鮮やかなオレンジ色になっています。 また、グリップの長さは本物より短くなっています。
ネットで偽物を買わないために気をつけたいポイント4点
フリマアプリ、オークションサイトでは、出品者が偽物と気付かずに販売しているケースもあります。 購入前に出品者に質問が行えるのであれば、商品の実物写真を送ってもらったり、前述で紹介した「本物にあるはず」のシリアル番号、シールの有無などを情報提供してもらったりすると良いでしょう。 事前に質問を行なっていれば、たとえ偽物が送られてきたとしても、回答との相違として購入者が優位に立てる可能性が高くなります。下記にも当てはまる点がないか、気をつけていただくと良いでしょう。
出品者情報をよく確認し、レビューや評価を鵜呑みにしない
商品をすぐに購入せず、 出品者情報を見て怪しいところがないか確認しましょう。最近では、レビューで「いい評価」が付いている出品者だったのにもかかわらず、送られてきた商品は偽物だった。というケースもあるようです。レビューや評価を鵜呑みにしないようにしましょう。
日本語表現に不自然なところがないか
商品説明文や出品者情報に、不自然な日本語表現がある場合、海外の業者の可能性が高いです。一概にそれらの業者が偽物しか扱っていないとは言い切れませんが、避けた方トラブルに会う可能性が低くなるでしょう。
相場に比べ安価で、同じモデル・スペックの商品が大量に出品されている
正規価格を把握した上で、あまりにも安い価格で売られている場合と、その商品が連続して大量に出品されている場合は、業者が偽物をまとめて出品している可能性が高いので注意が必要です。
返品ができるかどうか
通信販売(ネット販売など)には、クーリング・オフ制度がありません。 返品については事業者が決めた特約(返品特約)に従うことになります。 「返品特約」が定められていない場合、商品を受け取った日を含めて8日以内であれば、消費者が送料を負担し返品できます。 ネットで商品を購入する際は、事前に返品の可否や返品・交換が可能な場合の条件などをよく確認しましょう。
(参考)
【国民生活センターHP】
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen357.html
【特許庁】
令和2年度コピー商品撲滅キャンペーン ~コピー商品を買わない 売らない 買わせない!~
https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/mohohin/campaign/2020/index.html
ご不安な場合は、ゴルフクラブ買取ナンバーワンのような専門知識が豊富で信頼できる中古ショップにお気軽にご相談ください。
お持ちの商品が本物か偽物かのアドバイスも行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回はテーラーメイドM6アイアンの本物と偽物(模倣品)の違いについて解説いたしました。最後に違いをまとめてお伝えします。
テーラーメイドM6アイアン 本物と偽物の違い
・偽物はつくりが雑で安っぽい
・偽物は刻印のデザインが雑で、カーボン模様が本物と違う
・偽物はヘッドが長く、溝のゴムを爪で押すと沈む
・偽物はストレートネック。本物は溝にシリアルがある
・偽物はリーディングエッジが丸く、ヘッドの大きさが違う
・偽物は溝に黒色の塗装がある
・偽物は本物とは違うシャフトが付いている
・本物とは違うシャフトで、なおかつそれも偽物…
・偽物は「テーラーメイド」の「T」のロゴのシールが貼られていない
・偽物はグリップエンドの色が異なり、長さが本物より短い
ぜひ参考にしていただければ幸いです。 ここまでご拝読いただきありがとうございました!